どろんこ新聞

スタッフによるおひさまの様子

カメ蔵の事。。。



7月末の事…カメ蔵に異変がありました!!
ナント!突然タマゴを産んだのです。
おひさまには、6年間居ましたが!タマゴを産んだのは初めての事!!!
カメ蔵は、最初は迷子のカメで…おひさまにやって来た時には、甲羅はボロボロだったのです。
それが、毎日の水槽のお掃除と大きなブラシでの甲羅洗いのお陰で、キレイな甲羅になり、エサもたくさん食べて元気に6年間過ごしていました。
カメ蔵…という名前ですが、メスだとわかったのは最近の事で(´ε`;)
それでも、文句も言わずにおひさまの仲間と一緒に過ごしていました。
時には、脱走して道路の側溝で発見された事もありました。
雨上がりの庭で歩かせてあげると、のっしのっしと坂道を上がってお散歩を楽しんでいる様子もありました。
大きな変化はないけれど、おひさまの仲間として、存在感のあるカメ蔵でした。
8月中旬の夏休み明けに、カメ蔵の水槽を見ると…居ません。。。
どこに行ったのかなー!?
子どもたちが探しましたが、やっぱり居ません。。。
実は、8月15日のお盆の日に、死んでしまったのです。
タマゴを産んで、体力が無くなってしまったのかな!?
それとも、最後に命を残したくて産んだのかな!?
死んでしまった原因は、分かりませんが…年老いたカメだった事は、確かです。
おじちゃんからカメ蔵の事を聞いた子どもたちは、小さい人もみんな真剣な顔になりました。
大事な仲間だったもんね。淋しいよね。
カメ蔵は、今はブドウの木の近くにお墓を作り、そこで眠っています。
カメ蔵に、さようならを言うと、一人の子が言いました。
「あ、あの雲!カメ蔵に似てるね!空から見てるかなー!?」


後日、カメ蔵を思い出しながら、みんなで模造紙に絵を描きました。



「カメ蔵、こんな甲羅だったねー。」
「ミミズ食べてた事あったよねー。」
命あるものをお世話する事の意味や大切さや必要性を、改めて感じたり話し合う機会になりました。
カメ蔵、今までありがとう!